スタッフブログ

電気工事積算について②

2018.10.09

みなさん、こんにちは

今回は、前回のつづきで電気工事積算の『直接工事費』と『共通費』についてお話いたします。

『直接工事費』とは、工事目的物を造るために、直接必要とされる費用のことを言います。直接工事費を分類すると、「機器費」、「材料費」、「施工費」、「加工費」、「運搬費」、「土工費」、「足場損料」、「リース費」などに分類することができます(図1)。
「共通仮設費」、「現場管理費」、「一般管理費」などを総称し、「共通費」と言います。官庁工事においては、それぞれ計上しますが、民間工事においては、共通費を一括して諸経費として計上することが一般的です。


①共通仮設費
建築電気設備のための仮設に必要な費用で、工事の施工を直接的、間接的に補助するための施設、用具類などです。直接工事費に対する比率で計算します(図2)。


②現場管理費
工事を管理するために必要な費用で、労務管理費、現場従業員給料手当、法定福利費、事務用、 品費などです。その工事の種別、工事規模、施工条件などを加昧し、人員配置、安全管理、労務管理などを具体的に計画の上、その費用を算出し、計上するものです(図3)。純工事費に対する比率で計算します。


③一般管理費等
工事施工に当たる企業の継続運営に必要な費用であり、役員報酬、従業員給与手当、租税公課、保険料、事務所家賃などからなる一般管理費と付加利益であり、いわゆる会社経費です(図4)。工事原価に対する比率により算出します。



【図1】『直接工事費』の分類   【図2】『共通仮設費』   

【図3】『現場管理費』      【図4】『一般管理費』

以上、今回はここまで、次回は『見積書の作成』です。

電気工事積算について①

2018.10.01

みなさん、こんにちは

今回は、電気工事積算についてお話いたします。

①積算の重要性
まず、電気工事会社の運営をするためには、適正な利益を確保し、安定した受注活動を行わなければなりません。しかし、どのようにすれば、適正な利益を確保することができるのでしょうか。それには、工事にかかる費用(工事費)を前もって知り、適正な利益を乗せて発注者に見積書を提出し、受注することによってなされます。(図1)
 この『工事にかかる費用を前もって知る』作業が≪積算≫です。積算は、会社に必要な利益を生み出すための業務として、極めて重要なものと言えるでしょう。
もし積算をしないで、工事を受注したらどうなるのでしょうか?注文に失敗する、もしくは適正な利益を出せなくなるのかもしれません(図2)

(図1 積算の役割)       (図2 積算をしなかったら・・・)


《積算の意味》
積算は、工事を構成する費用を種別に積み上げて計算する、という意味があります。これに対して見積りは、発注者に提出できるよう、利益を乗せ、整えた状態にしたものをいいます。積算は、見積りの元となる『工事原価』を算出する作業と考えるとよいでしょう。

②工事費とは・・・
積算で求める『工事費』の構成は、図3の通りです。
【図3】


 工事費には、直接工事費と共通費があります。
積算では、こちらの工事費を積算して、見積り作成していきます。

共通費には、『一般管理費』『現場管理費』『共通仮設費』があります。
『直接工事費』と『共通費』の中身は、細かく分類することができます。それぞれの工事費がどの分類に位置するかをしっておくと、スムーズに積算を進めることができます。

以上、今回はここまで、次回は『直接工事費』と『共通費』の分類です。

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